リンゴなど国産の果物で栽培の期間を短くしたり、手間を減らせたりする新しい品種が登場している。高齢化や後継ぎの不足で国内の生産者は減少が続く。供給の落ち込みが卸値を押し上げ、需要を冷やす悪循環に陥っている。生産のハードルを下げる新品種は、消費を増やす呼び水になる可能性がある。4月上旬、リンゴ産地の青森…